横川界隈の文化度の高さを象徴する存在
広島で中央線的な気配が漂う街といえばやっぱ横川。JRのガード下に密集する居酒屋などが独自の雰囲気を醸し出しています。その中でも横川文化圏(?)を牽引する存在として存在感を放つのがインディペンデント系作品が多く上映される横川シネマではないかと思います。
駅を出てすぐ脇道に入ると吉田類が飲んでいそうなお店がたくさんあり、飲める古本屋「本と自由」のある小路を抜けると壁画が描かれた大きな壁が目の前に。


世界最高齢監督の没後10年「オリヴェイラ2025」に訪れた
映画に関してもかなりのヲタクである当方のヲタ。そんなヲタがかなり好きであるというポルトガルの巨匠、マノエル・ド・オリヴェイラ監督の作品が連日上映される「オリヴェイラ2025」という特集上映に訪れました。この上映は監督の没後10年を記念して全国の映画館を巡回しているようで中国・四国地方ではわずか2館での上映です。


オリヴェイラ特集へは「訪問、あるいは記憶、そして告白」と「絶望の日」いう作品を観に2度来訪。この2作品はオリヴェイラ監督作品の中でもマニアックな部類にはいるようでしたが、代表作の「アブラハム渓谷」の上映回には平日の日中であるにも関わらずまぁまぁの人が訪れていました。広島の文化度を侮るなかれ。(ちなみにヲタは「アブラハム渓谷」は日本初公開時に劇場で鑑賞したうえ、DVDは「日本語字幕版」とニューヨークで買った「英語字幕版」を所持しているとのこと。。。)
それにしても上映スケジュールがすごい…!

ほぼ毎日!一日数本何かしら上演しているようです。広島の映画好きの方々は毎日何かしらの作品をこちらで鑑賞できるということで映画マニアには大変ありがたい存在と言えましょう。この映画愛には恐れ入ります。
先日壁画が書き換えられていました♪

足場が組まれていたので工事かなと思っていましたところ足場の奥から新しい壁画が出現。側面に回ってみるとこのインパクトです。こちら側から観たことなかった〜

横から見ると結構大きい建物だったんですね。。鉄道の高架のすぐ脇ですが映画鑑賞時に音が気になったことはないですね。最新情報はHPの他SNSでも。
