福岡の即興界隈の方から紹介された極近お好み焼きやさん
以前は広島駅にある有名なお好み焼きやさん(私は「麗ちゃん」派)によく立ち寄っておりましたが、昨今の値上げの波におされてか、お好み焼き有名店はかなり高級な価格帯になってしまい気軽に行かなくなりました。ここは広島なので、おいしいお好み焼きやさんはところどころに潜在していますが、そういうお店ってなかなか地元の情報がないとわからないもの。知らないお店ってなかなか入りづらいものです。
ところが、本当に偶然なのですが、福岡の即興音楽界隈の方から「広島といえばこのお店!」とご紹介いただいたのが楽々園駅すぐそばにある「キャビン」さんでした!…ていうか、いつもこの前通ってた!!「キャビーーン」(ガビーーンと似たような心の声)ということで早速お邪魔させていただきました。
楽々園駅すぐそばのお好み焼きやさん「キャビン」
楽々園駅で広電を降りると宮島街道を渡ってすぐ30秒もかからないところにキャビンの看板があり、階段で2階へ上がります。看板に書かれているメニューは「豚玉そば650円」とかなりリーズナブル。店内にソロ〜っとはいるとマックス10人くらいのこじんまりしたアットホームな雰囲気。広島のプロバスケチーム・ドラゴンフライズのポスターがたくさん貼ってあったので一瞬「どうしようバスケのこと全然知らないから仲間に入れないかな〜」と不安がよぎりましたが、すぐにマスターが「Roomin’さん?」とフレンドリーにお出迎えくださいました。マスターの前にはでっかい鉄板がありそこで様々な鉄板料理も提供しているらしく壁には無数のメニューが…。す、すごい。。。
とりあえず飲み物を注文してから豚玉そばと連れのヲタは豚玉うどんを注文。キャビンさんは、遅い時は午前3:00くらいまで営業しているとのことで、だいたい宮島線の終電が終わったあたりの時間帯が賑わっているようです。我々の来店は午後9:00くらいでしたのでまだ常連さんはみえておらず、ビールを飲みながらマスターとお話しすることができました。
マスターは長くシェフとして様々な国で働いてこられたという経歴をお持ちで目の前の鉄板ではお好み焼きを大変丁寧に作ってくださっています。イタリアンのシェフ歴があると聞いていましたので何か独自のアレンジがあるのかもしれません。実に美味しそうではありませんか。そして鉄板に乗せたままヘラでいただけるのもウレシイ。
う、うまい……!

鉄板でパリパリになった麺とジューシーな上の部分(なんと呼ぶのか不明)ソースの上に盛られた紅生姜が程よいアクセントで、彩もよき。広島ネイティブの連れのヲタも「これはうまい…。」と感心。しかも650円という値段です。お飲み物もアルコールは400円、フリードリンクは200円と全般的にリーズナブル。その後も何回か通いましたが、常連さんはボトルを入れて鉄板で何かつまみを焼いてもらうというスタイルが多いようです。
即興音楽好きな常連さんも通う
そんなマスターは即興音楽が好きで広島で行われる即興音楽関連イベントなどにも関わって来られたとのこと。後日、我々のライブにもみにきてくださいました!壁にフライヤーまで貼ってくれてありがたい…。本当に即興音楽とか舞踏が好きなんだなぁ…マスターの影響かマニアックな即興音楽をよく知ってる常連さんもいらして奥深いお店。
楽々園でお好み焼きやさんはまずキャビンさんをご紹介したいと思います。
※たま〜にマスターの都合でお休みしていることもありますのでご来店の際は確認がベターです。