カフェ・テアトロアビエルトの「インプロBAR」で即興表現の稽古と酒と語らい

広島・JR可部線上八木駅から徒歩1分の劇場

わたくしどもヲタ家は舞踏家（日本発祥のおどり）＋法竹奏者（尺八の一種）のユニットなのでライブ活動なども行なっておりますが、よくお世話になっている安佐南区にある「カフェ・テアトロアビエルト」は郊外にあるとはいえ全国や世界から広島にツアーで来るアーティストのライブも開催されるランドマーク的な劇場です。横川から本数の少ないJR可部線に乗り換え、上八木駅で下車するともうすぐそこに見える駅近が魅力。

cafe・teatro Abierto [カフェ・テアトロ　アビエルト] ～広島市安佐南区八木の表現のための開かれた劇場～

abiertoとは「開かれた」という意味で、スペインの国民的詩人で劇作家でもあるガルシア・ロルカの「memento」という詞の一節からとっています。ちなみにテアトロ(teatro)は「劇場」という意味...

日曜午後の即興表現の集い「インプロBAR」

こちらでは定期的に「インプロBAR」なる即興イベントを開催しておりヲタ家もちょくちょく参加しております。日曜日の3時くらいから集まったメンバーで即興セッションを思う存分やって飲みつつ語りあう、まさに「即興の午後」。メンバーはアマチュア・プロを問わず即興を楽しむ者たちでその表現ジャンルは様々。楽器による音楽や電子音楽・朗読・おどりから生け花に至るまで…！

いつからはじまるというわけでもなく、自然発生的にはじまる即興セッション。冒頭から全員が出つつ引きつつしながら約1時間ほど続きます。もちろん見学も自由ですが大抵皆さん参加されています。休憩を挟みながら結構たっぷりと時間をかけてひたすら即興セッション。ある程度やり切ったら一杯飲みながら（場所柄ノンアルコールのメンバーが多い）語らったりします。

この会を主宰されているアビエルトの大槻オサム氏は身体表現の達者さもさることながら、いつも素敵な料理を提供してくださいますが、はっきり言って美味しいです。こちらのスタイルはほぼセルフサービスでドリンクは冷蔵庫から取り出し500円を置いていきます。