OddRooming森の生活は、いかに舞踏や即興演奏のような「一銭の得にならなそうなマイナーな表現活動」と「経済生活」(要するにお金)を楽しく両立させるかということを日々考えています。コロナ禍という状況もあり、昨今では市民権を得ているように感じる「節約」ですが、森の生活的節約はちとこだわりがあり、使わないサブスクリプションサービスや使い切っていない使いホーダイやあるいは月々にかかるインフラコストについては自分にとって必要ではないものを徹底的にカットすることを信条としてコツコツと改良の余地を検討して実行してきました。その結果、私の中では削りようがないくらいにミニマム化へ到達したかなと思うに至ったのでその経緯を振り返ってみたいと思います。
対策その1 そもそも格安SIMはアタリマエダノクラッカーズ
Roomin’は3大キャリアのiPhone仕様における料金システムにはかなり以前から違和感を感じておりましたので、iPhone1台目の2年間の「月月割」が終わるタイミングで当時出始めていた「格安SIM」に切り替えました。
→森の生活的節約スマホ/SIMフリーiPhone 5sを買って格安SIMに乗り換え5年経過
Apple storeでSIMフリーiPhoneを購入し、キャリアは「iiJ mioフォン」で回線はdocomoを使用しており何ひとつ不満なことはなく数年使用しております。
対策その2 ネット代を無料にプラン変更
たまたまOddRoomの物件には某J社によるネットのサービスがデフォルトで入っていたのですが、入居時に営業の方に「無料プランのネットでは使えないですよ」と軽く言われ、さらに電力を合わせて安くするプランを契約してそこそこ高い月額費用を払っておりました。その契約の違約金なしで解除できる月に勇気を出して全て解約。デフォルトの無料のネットにしてもらいました。実際手続きをするにはかなり電話はつながらずハードルの高い作業だったのですが、「チャットサービス」から申し込むとすぐに先方から電話が入り速やかに解除手続きをしてもらえました。使用環境によるのかもしれませんが、無料プランでも全く損傷なく使えているので、最初からこれにしておけばよかったと思っていますが勉強代と思うことにします。これでそれまで数千円支払っていたネットと映像コンテンツ(ほとんど使っていない)の月額サービスが無料になりました。
対策その3 電気会社を自分の使うサービスに統一
それまでJ社のネットプランと一緒に「割引があるから」と勧められるがままに契約していた電力会社ですが、そもそもRoomin’は楽天経済圏の住人なので、ネット解約を機に楽天でんきに統一しました。ちょうど入会キャンペーンで4000ポイントほどいただけてタイミングがよかったのです。申し込みは電力会社の請求書にある「供給地点特定番号」を申し込み時に入力するだけでネットから極めて簡単にできますし、現行の電力会社への解約の手続きも一切必要ありませんでした。その後、Roomin’が楽天でんきに切り替えたばかりの冬は記録的な寒さがつづき日本は電力不足になって「電気の値段」が高騰したのですが、楽天でんきは従量制ではなかったため安定した価格で移行しましたし、空調の必要のないあまり電力を使わない時期には本当に電気料金が安くなりました。この初夏は1,000円程度にまで下がったのは今までで最安値だと思います。もちろん楽天ポイントも入ります。(ただ近年の電力不足のせいかポイント率などの利点は下がっているようです。)
対策その4 ガス警報器のプラン変更
OddRoomのガスは都市ガスなので料金は高くないと思いますが、入居時に無条件で加入させられたガス警報器のレンタル代が月々400円ほどしており仕方がないとはいえあまり納得はしていませんでした。レンタル契約はその部屋の住人が契約を引き継ぐようで、その機械のレンタル期間は5年がMAXだったらしく、更新の連絡をもらったの機に目ざとくレンタル代の安い機種を発見してレンタル代を下げることに成功しました。これで月々100円程度の差なので普通は言われるがままに400円のものを契約するのでしょうが、月々2,000円程度のガス代のなかレンタル代が400円もかかっているということが納得できなくて少しでも選択の余地があったということには納得しています。
対策その5 格安スマホがさらに安くなった
3大キャリアが一斉に安いプランを提供し始めた影響なのか、Roomin’が信頼して利用してきた格安SIM「iiJ mioフォン」もさらに安いプランを提供し始めるという案内をいただきキャンペーンにエントリーして、晴れて5月よりiiJ mioの新料金プランの「ギガプラン」というものに変更しました。それまでは音声通話付きSIMのデータ量3GBで月々1600円プラス通話料でも安いな〜と思って満足していたのですが、5月分からは音声通話付きSIMのデータ量4GBで月々980円プラス通話料とさらにお得になったのです!しかもこのデータは一定期間繰越ができるのであまりギガを使い切ることのないRoomin’は常に数ギガ分を繰り越しているという状況なので全く不自由はありません。
さらに申し込んでいたキャンペーンにより2000円分の各種サービスがもらえるという案内が来て(Amazonなど様々なサービスから選べる)、ただでさえ安いサービスを使っているのに悪いな〜という感じです。
結論:インフラコストの検討で月々7~8,000円ほどの差が出た
数カ月にわたるこれらの検討&プラン変更などの結果、一年前に比べてネット代とスマホ代・電気代などの合計は月々7~8,000円ほどのコストカットに至りました。OddRoomの水道料金は月々固定家賃に含まれるのでだいたいは対策できたかなと思っています。それでも生活の感覚としてはなんら不都合はありません。何よりも自分で選んで必要だと思うサービスだけを契約しているということに満足しているRoomin’なのでありました。