ライブ告知/おどるうたうたい・よしお久々の出演@福岡cafe and bar gigiにみるNY的な空気感にて告知させていただいた通り先日、よしおが久しぶりの本番を迎えました。このライブはOuch!skiさんがオーガナイズしているイベントでよしおの他にも4組ほどの対バンがパフォーマンスをするものです。このご時世で、配信に力を入れていて入場できるのは抽選だということで配信で見守ろうかと思っていたのですが、よしおに確認すると大丈夫そうだったので会場へみに行くことにしました。やっぱりライブは配信では物足りないと思った次第です。
このご時世の中どのようにライブを行うかということも考えるかと思うのですが、このイベントは配信に力を入れた進行であったようで、専用のカメラマンが2〜3名とリアルタイムで編集するオペレーターを入れるという盤石ぶり。ちょうどこの日は、Master Wotazumiが配信の様子をみることになったので、そちらの様子も気になります。
よしおは客席の方から、会場装飾に用いられた風船を抱いて静かに現れました。ちなみにこの日の会場の装飾はこのイベントのオーガナイザーであるOuch!skiさんが施した、非常にファンシーでかつ幻想的な世界観を持ち込んだ素晴らしい会場装飾で、一面に風船やピンクや紫やさらにはライトが様々な色に変わって、並々ならない空間造形力を感じました。
静かにしかしどこか腰の据わったしっかりとした存在感でステージで近づくよしお。やがてその風船に囲まれた本日のイベントのためにつくられたステージに着床したのでした。そこに置いてあったギターがよしおの到着に呼応するかのようにその身体に引き寄せられつま弾きと歌につながります。よしおがギターを持って歌うところを見るのはコロナ禍以前のことで本当に久しぶりなのですが、なんかシンプルにからだにむきあっているような印象でした。そしてその日に設えられたこの素晴らしい空間は、まるでよしおのためにつくられたセッティングなのではないかと思うほど、この場の空気感を醸し出していました。
On the other hand, 一方その頃…。配信をみていたMaster Wotazumiによるとそのよしおのライブは素晴らしく配信でもかなり楽しめたということでした。確かにそのスクショを見る限りでは、かなりいい感じに見受けられ、やはりこれは配信を意識したカメラワークおよび編集の妙によるものかなと思いますが、実際によしおのこの日のライブがよかったからなんではないかな〜と思います。
よしおのステージは風船を抱きしめすぎて破裂させその中身が飛び散るという美しい結末に締められるのですが、なかなかの脱力体を体現しているさまはなんだかたくましくなったというか、この日のシチュエーションや関わる人や自分のやりたいことや周りの意見などを素直に吸収して受け入れられるだけの自分の軸のようなものが育ってきたのかな〜と妄想しています。