Roomin’は確かに世代的には「新世紀エヴァンゲリオン」(初期シリーズ)を普通にみていてもおかしくないのですが、ちょうどその頃私はテレビも保有しておらず、現在のようにネットで動画をみるということもまだまだの時代で、そもそも学生時代はサークル活動と日本画の課題に明け暮れておりましたので、なかなかアニメまでたどり着けなかったのです。その結果、アニメはいつからかサブカルから日本を代表するクールな文化に上り詰めたにも関わらず、かの名作と名高い「エヴァンゲリオン」シリーズに関する知識は皆無で今に至っております。
しかしながらOddRooming memberのMaster Wotazumiはかなり年季の入った「ヲタク」のキャリアを形成しており当然「エヴァンゲリオン」も大好きです。どれくらい好きかというと、福岡には全国でも数軒しかない「エヴァンゲリオンストア」なるショップがあるのですが、そちらへも訪れグッズ(実用品)を購入していますし、出会った当時にはエヴァのあのフォントで「鳴らない電話」と書かれたエヴァTシャツをどヲどヲと着ていたものでした。そんなメンバーを前にしてもはや「エヴァンゲリオン」の話についていくことは喫緊の課題となりました。しかもこの春ついにエヴァの最新作「シン・エヴァンゲリオン劇場版:II」が公開されており、一刻も早くマイナスをゼロレベルくらいにしなくてはなりません。とりあえず今件における「師範」であるMaster Wotazumiのいう通りに順番に予習をすることにしました。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」を第1作からみてみる
とりあえず手っ取り早くエヴァ未経験者がエヴァの雰囲気と流れを感じ、来たる新作鑑賞に備えるべく、Master Wotazumiの提案により「新劇場版」の第1作目から第3作目をみることにしました。いわゆる「序」「破」「Q」ってやつですが、これらも私は初見でチンプンカンプン。Master Wotazumiがニューヨークで購入した米国配給のDVDがお出ましし、鑑賞(予習)開始です。
ちなみにAmazon Primeの使い手であるよしおによると、プライム会員の特典として、この三部作は無料(追加料金なし)でみられるとのことです。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
だいたいここではメインキャラクターと思われるメンバーを網羅することができるのでまさに「序」と言えるかもしれません。これまで私はエヴァンゲリオンに関しては、カラオケで誰かが「残酷な天使の〜」を歌った時に流れる映像くらいの知識しかなかったのですが、その下りも回収してくれていたように思います。
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
イントロを受けての「破」は、前半のリラックスした学校生活や恋愛などの楽しさをみせつつ、後半に俄然切迫した展開に追い込まれ、この一本が完結したとしてもなかなか見応えのある内容だった印象です。…というかここで一気にシリアス度が上がりグサグサと刺さるものを思います。
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
前作がすごくよかったのでその余韻を持ちつつ、ついに三作目へ。これが今回の新作「シン・エヴァンゲリオン劇場版:II」へ繋ぐ当時最新作であったわけです。この劇場版が公開されたのは2012年。それから実に10年近くの沈黙を経て次世代へと紡ぐに至るわけですが、もしこのお話で終わっていたらかなり「???」みたいな印象は否めませんでした。しかしながらこの「空虚」な時間はある意味興行的なものを狙っているとはとても思えず、当時はかなり批判も受けたそうですが、その分だけその後の沈黙を育てていたのかな〜と思ったりします。
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そして「シン・エヴァンゲリオン劇場版:II」をみる
こうして予習をして臨んだ「シン・エヴァンゲリオン劇場版:II」。みた後は劇場で虚無となり、こういう作品を前にして一体舞踏に何ができるのかと問いつつ帰路につくのでした。今もなお日々そのことを考えております。