舞踏の音楽について/本番編 音源づくりにあたってMacの無料アプリGarageBandを使ってみる

BUTOH

今週末、今年初めての本番を踏むこととなりました。舞踏靑龍會のアトリエ公演ではスタッフをメンバーで持ち回りで行うので、なるべく完結な音源CDを用意することが推奨されています。(生演奏はその限りではありません)今回はよしおが音響をしてくれるというので再生ボタンを押すだけで完結するようなCD音源を作るべく、ぼちぼち台本をつくっています。音楽はだいたい頭の中にはできているのですが、それを具体化する面倒くささったらなかなかないものってくらい私の中で長年頭を悩ませていたのは、公演の時の「音楽」でした。私は音楽については元々コンプレックスがあり、知らない・加工できないなど自力では乏しいことを察してか生演奏を公演の中に使うというスタイルを確立(?)したのでした。やはり「見世物」なのですから苦手なものを見せるよりは本当にやりたいと思うことに集中させたいという思いもあったのです。

しかしながら今使っているmacにはApple純正バンドルソフト(言い方が古い)の「GarageBand」が搭載されているということに気がつき、いつまでも編集を人にお願いするのも自分のニュアンスを伝えきれるかどうかわからないし、いっそGarageBandを使って編集をしてみることにしました。

GarageBandの編集作業を毎回忘れてはおもいだす

使い方はものすごく簡単というわけにもいかないようですね。Roomin’はDTP系のソフトはほぼ毎日使っているので馴染みはあるのですが、GarageBandのような音楽編集アプリを使用するのはほとんどチンプンカンプン状態ですがとりあえずやってみよ…という感じです。
よしおが送ってくれた彼女のオリジナルの曲「繕いの天の河」を使おうと、よしおに事前に許可を得て音源も送ってもらっています。この曲そのままだと約4分半とあっという間に終わってしまいそうなので、こちらを加工してふやかしました。

で、こちらの編集について語ることができればいいのですが、やるたびに使用方法を忘れてしまっていて、毎回思い出しながら編集しているのでなんの機能の説明もできないのです。本当に一仕事で、とても片手間にできるものではありません。自分は音楽のプロではないので、この使い方を覚えることに関して真剣味が足りないのではないかと思いますが、私ではとても使いこなせない機能が豊富にありそうなので、きちんと覚えればこれでかなりの音楽を作れるんではないかと思います。

しかもこのアプリはMacを持っていれば自動的に搭載されているフリーソフトなのです。使わないからとアンインストールしても、いつでもApp Storeからフリーでダウンロードすることができます。さて本番に向けて明日は、また一から使い方を思い出して音源を作らねば。

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