OddRoomingでは瓦そばが好きすぎて週一度は瓦そばを焼いていますが、その原動力となるのがオーバルホットプレートです。→オーバルホットプレートレシピ/瓦そばを毎週食べるために買ったおしゃれホットプレート
オーバルホットプレートがないと瓦そばが食べられないので、かなり重宝して使っていたのですが、ある日普通に使おうとしたところ電源ランプがつかなくなってしまいました。まずは延長コードの劣化を疑い、直接コンセントに挿してみましたがダメ。次に電源ランプが点灯しなくとも通電しているかもとしばらく待ってみましたがやはりダメ。さらに取扱説明書を取り出しFAQを見るも、電源自体が入らないという故障例はなく…。一応簡単に外せる部分は外して中の様子を見るも我ながら結構綺麗に使っていた自負があり、きれいなものでちょっと故障する心当たりも思いつかず…、さてどうしたものか。
取扱説明書には一年のメーカー保証はあるとのことでしたが、購入してからは一年半ほど経過しております。とりあえず電源周りの確認をしたので、取扱説明書に書いてあった「お客様窓口」にアクセスしてみました。こちらには製品の故障に関するお問い合わせのフォームに意外とすぐにたどりつくことができたので、こちらにてまずは症状を訴えてみることにしました。主訴として「電源が入らない」ということ、そして購入は一年半前ではあるが使用してから約一年であること、そして使用には気を使ってきれいに使用していたということを書き込んで、この症状ではどのように対処したら良いか御指南いただければと思った次第です。
そしてフォームによる返答をいただき、修理対応のためにホットプレート本体(鉄板以外)と電源を送ってほしいとのこと。まぁ、それはすごくめんどくさい作業なので、大体の人はここらで諦めるか放置するかもしれないですが、私は本当に瓦そばのためにホットプレートがないと困るので、やる気を振り絞ってなんとか箱詰めし宅急便でメーカー宛に送りました。その際はできるだけ箱の大きさを製品に合わせて加工し宅急便の費用も極限まで抑えました。(そしてセブンイレブンでのヤマト運輸の支払いにはクオカードを使いました。ありがたい!)
こうしてなんとか送るところまで完了することができて、あとは修理代がいくらくらいになるのかな〜と思っておりますと、送った矢先に例のお問い合わせのフォームから返答をいただいていて、なぜかわからないのですが今回の修理は「無償」でやらせていただきますという返答が…。それはありがたいのですが、私特にモンスターカスタマー的な圧はかけていないつもりだったんです。あくまで使用状況の事実を詳細に報告しただけで…。まぁでも、もしかしたら私の他にもこうして突然壊れたりすることがあるのかもしれませんね、この時点でメーカーさんはまだ私の送った本体の状態を確認していないのですが、「無償」で修理していただけるならそういうことで私もそれでお願いしますと速攻お返事した次第です。
それきりフォームの返答は「終了する」という選択があったので先方の負担を減らすべく終了して、思ったより早くメーカーからホットプレートが届きました。私は当然自分が送った本体が修理されて送られてくるのだとばかり思っていたのですが…………。
箱を開けるとまずでてきたのは修理の「報告書」これはすごく私にとっては気持ちのいい対応です。また「今回は無償でやらせていただきました」というのも「本来はそういうわけにいかないけど」みたいな窓口の先の人柄が感じられる対応でとても好感が持てました。そしてさらに開封すると……ん?
なんだかやたらときれいなような…。これって…。もしかして…。
そう、購入した時の開封の様子にあまりにも酷似しており…。さらに開封していくと紛れもない新品の様子、「修理品」だと思っていたその製品は普通に新品の代替機でした。
ようするに私のところに送られたのはもう面倒臭いからか新品だったのかな〜と思われます。だから今OddRoomingには鉄板とたこ焼く鉄板と蓋と鍋パーツが2個づつ…。なんとなく複雑な気持ちではありましたが、最小の手間で最大の利益を得た気分には代わりありません。しかもオーバルホットプレートが戻ってきたのですから早速瓦そばを食べつつ動作確認を。ちなみにこの代替機の保証期間は半年であるとのことでそれについては人の手によるなんとなくそう決めたような人事が感じられて複雑な気持ちもありますが、瓦そばがいただければ私はなんでも良いのです。なんとなくの感覚的な要素はあるものの、状況を察した対応をしてくださったメーカーの方のご対応には感謝しております。