森の生活が2020年新たに取り入れた取組み/おどり・活動・しごと編:自身とたくさん向き合う時期

BUTOH

我々舞踏や即興の現場は蜜にこそ魅力を感じる場で活動してきたので、やはり活動の縮小はせざるを得なかったと思いますが、それまでの仲間に恵まれ様々な活動ができるようになった状態から一旦個々に立ちもどれる機会となったのではないかと思います。確かに渡航の制限ができて海外での活動は思い描くことはできませんがその代わりに今までのことを振り返りどのような活動を今後していこうかという分析や妄想の時間には当てられたのではないかと思います。コロナ禍ならではの取り組みも、そうでないものも、そんなに私にとっては差がない出来事かなと思っています。2020年にとりいれた件をならべてみます。

01 iPhone5s→iPhoneSEに変えました

おどりとは関係ないのですが、やはりApple製品で仕事をしているのでmac関係の情報には敏感です。私は前代のiPhone 5sを5年以上使っていたのですが、そろそろ機体の能力が追いつかなくなってきていて廉価版iPhone SEの後継種がリリースされるというニュースを信じてずっと待っていました。まさに緊急事態宣言中真っ只中に発売され、本当はApple Storeに買いに行きたかったのですが、当時店舗はクローズしていたのでネットで発売日に購入しました。私はSIMフリーのiPhoneに自分でSIMを差し替えて使っているのでキャリアの手続きも一切必要ありません。データ移行も横に置くだけで一瞬でできてヲののきました。

02 リュック通勤はじめました

客元にPCを持っていくこともあるためリュックを探していて購入したのですが、近年はビジネスの現場でもリュックは市民権をだいぶ得られている感触があります。で、普段から全てリュック通勤にし、ヲ客元へもリュックで行くことにしました。昨今のGAFAへの憧憬もあり、逆に仕事ができそうな風に見えるときすらあります。

03 どこへ行くにもとにかく歩く

特に緊急事態宣言中はやることといえば食材の買い出しとかベランダ園芸のこととかしかできなかったもので、どこまでも歩いて買い出しに行きました。そのころは気候も良くてとにかくひたすら歩き続けました。当時の感覚は今も続いていてなるべくたくさん歩くようにしています。

04 ZOOM稽古やってみた

特に春先は皆訳のわからない孤独と向き合っていたと思いますが、有志の発案でオンラインで稽古というか皆で一連のエクササイズをしたことがありました。それが直接おどりのためになるかどうかは別として画面越しでもいいから顔を合わせ、たわいもないことを話せる場を作るということに価値があったと思っています。オンライン稽古からのオンラインの「よしおとMaster Wotazumiのお誕生日パーティー」が今年のGW最大の「予定」でした。

05 テレワーク

よしおは勤め先の会社の方針でまだコロナが流行る前の1月下旬くらいからテレワークになっていましたが結局そのまま常時テレワークになっているそうです。(たまに会社へいくこともあるそうですが)私は家だとあまり集中できないし、全く全部テレワークだと本当に誰とも会わなくなってしまうのでテレワークはあまり好きではないのですが、働き方の選択肢が増えて自由度が増すのであればいい制度なのかもしれません。

06 OddRoomingサイト開設

今年に限らず以前からwordpressでサイトを作ってみたくてmacや本を買うなどして準備はしていたのですが、それらの準備がようやくつながったのが今年でした。稽古やライブが減ったことで生じたエネルギーのようなものがこうして自分でおどりやその他表現のことについてひたすらアウトプットを続けることで、オフの間も決して踊っていないわけではないという感覚と、サイトの開設から1日1本の記事を更新するというタスクを課したのでそれはそれでかなり「筋トレ」のように何かが鍛えられた気がします。もしかしたら普通に活動できていた例年よりもずっとおどりもことを考え続けたと言えるのではないかと思います。

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