稽古ノヲト/稽古納めは善哉でしめる/2021年アトリエ公演の日程決定

BUTOH

2020年12月27日は舞踏靑龍會の稽古納めでした。いつも年末ギリギリになりがちですが来年のアトリエ公演のフライヤーを準備する時期となりました。2021年の舞踏靑龍會アトリエ公演は例年通りに行われるとのことで、日程も例年通り2月、5月、8月、11月の第4日曜日。2020年は残念ながら当OddRoomingのRoom memberであるSunday Michiruによるサンバの披露は中止したものの2021年もRoomin、Master Wotazumi、Sunday Michiru一同参加させていただく所存であります。

アトリエ公演2021年の情報は後日更新予定

もし九州近辺の方で舞踏の活動をしてみたい方やこれからはじめたい人がいらしたら原田伸雄氏主宰の舞踏靑龍會の稽古へいくことをオススメしているのですが、(→九州で舞踏をはじめるならまずは舞踏靑龍會へいくべき)稽古の開催日時が2021年から毎週日・月の13:30からに変更になるとのこと。この13:30からというのはその時間には着替えや掃除などを終え稽古をスタートできる状態にしておくということですので13:00を目安にアトリエには到着しておくのが無難です。最寄駅の西鉄の端間駅は、天神方面からの到着ですと12:45に到着するのですが、その電車に乗るには西鉄福岡天神駅を12:09に出る急行花畑行きに乗り小郡駅で各駅停車に乗り換えるのがベターです。アトリエの直前にセブンイレブンがありますので買い忘れたものはそこで調達という手もあります。アトリエへ到着すると必ず床の掃除をすることから始まります。だいたいいつも一番早くきた人にやってもらっていて悪いなと思うのですが、本来はその日その稽古場を使う人は全員床の掃除をすべきだと思います。私が思うに舞踏にとって最も大切なものってやはり「床」なんではないかと。裸足で踏む際からだとの接点となるのは床だけなのです。稽古に限らず公演の会場に行くと私はまず床をみることが多いです。よって稽古ではまず床を清め日常から切断した「場」をつくりそこにからだをおいていくという作業は大切にしたいと思いますので、やはり稽古開始前に余裕をもって稽古場へ来ることをオススメします。

稽古納めの締めに原田さんが善哉を振舞ってくださいました。なんでも武道ごとの稽古納めには善哉をいただくことが多いそうです。季節柄お餅もあるし、小豆の栄養分が体によさそうでなにやら縁起をいただいた気がします。こういった他のパフォーマンスアートやダンスとは一線を画す舞踏の、武道の精神に似た神聖な領域や日本の歳時記に寄り添った在り方が、より舞踏の価値を高めていると私は思っているのですが、そのことを今の世の中に合った方法も取り入れながら伝えていけたらなと思っています。

塩昆布をほんの少し入れるのがおすすめとのこと。甘さとしょっぱさが混在して意外といけます

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