Roomin’はお正月1月2日が誕生日です。正月やクリスマスが誕生日の方のあるあるだと思いますが、だいたいはビッグイベントのどさくさに紛れて、まず当日にお祝いをしてもらった記憶はありません。特に10代〜20代にかけて学校に通っている年代は、帰省していたりしてその日だけは絶対に友達と遊ぶことはない日でしたし、正月明けも何かと忙しく過ぎてしまい、若い頃は普通の日がお誕生日だったりする人が羨ましかったりしたものでした。だんだん齢を重ねるにつれて歳を取ること自体のおめでたさが微妙になってくるものですから全く気にならなくなりましたが…。
「お正月生まれ度」で原田伸雄氏に完敗
ところがここ数年、舞踏靑龍會の稽古に通うようになってからは新年の稽古で誕生日をお祝いしてもらう機会に恵まれております。私の人生史上ではかなりお祝いしてもらえる頻度が上がっているのです。なんと、舞踏靑龍會の主宰・原田伸雄氏のお誕生日が私以上にお正月度が高い「1月1日」つまり「元日」で、原田さんのお誕生日をお祝いする際に、一日違いの私も便乗してお祝いしてもらえるという、正月生まれとしては極めて稀な「棚ぼた」バースデイに預かっております。正直のところ、今までの人生のなかで私ほどお正月度の高い誕生日の人には出会ったことがなかったので、密かにこの誕生日のレア度を自慢に思っていたのですが、まさかの原田さんがお正月中のお正月生まれ「キング・オブ・お正月生まれ」だと知った時、「負けた…」と思ってしまう自分がいました。本当にくだらないことかもしれませんが、多分原田さんが1月3日生まれだったら私は密かに「勝った…」と思っていたかもしれません。
舞踏家は山羊座が多い?
1月生まれといえば、東京にいた頃テルプシコールの公演の打ち上げか何かでふと誰かが「舞踏関連って1月生まれの人が多いよね」と言い出したことがありました。かなり記憶が曖昧ですが、確か大森政秀氏は1月とおっしゃっていたような…、評論家の合田成男氏も1月生まれだとその際に話に出たような気がします。おそらく他にもいらっしゃるようで、既に原田さんと私とで2名いるわけですから、確かに多めと言えるのかもしれませんね。ちなみに、みなさんが山羊座だとすると星占いでよく言われているのは「堅実」「慎重」「コツコツ」といったキャラクターなのかなと思いますが、一方で「野心家」「夢想家」とも言われており、「コツコツタイプの夢想家」と言われてみるとまさにそれは舞踏を続けていくうえであり得そうな人物像だなといい得て妙だなと思うのでした。